2010年06月17日

毎日新聞 - 境界を生きる:子ども性同一性障害

本日(6月17日)朝刊で連載が終了したようです。

国、自治体、教育現場、医療現場の立ち遅れ。
そして、偏見・差別を持つ人達が少なからずいる。

とても興味深い内容でした。


(連載記事一覧)
境界を生きる:子どもの性同一性障害
1(その1) 高1男子「早く女性の体に」
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/06/20100613ddm001100169000c.html
1(その2止) 悩む現場の専門医
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/06/20100613ddm002100170000c.html
2 性別変更、戸惑う学校
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/06/20100615ddm013100020000c.html
3 孤独、偏見…「消えたい」
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/06/20100615ddm013100020000c.html
4 自分を責め、悩む親
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/06/20100616ddm013100004000c.html
5止 「自分らしさ」求め行動
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/06/20100617ddm013100020000c.html

(関連記事一覧)
質問なるほドリ:性同一性障害のホルモン療法って?=回答・丹野恒一
http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20100613ddm002070096000c.html
性同一性障害:学校への相談、15都府県が把握
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2010/06/20100614ddm002040081000c.html「男だから」「女だから」は一種の偏見。
よくある話は、「家事は女がするもの」「子育ては女がすること」
蔑まされて「女のくせに生意気だ」「女だから無理」

体力的には女性は男性に比べれば劣るでしょう。だから。体力勝負のことには不向きというのは認めなければいけない部分。
しかし、現在ではトラック運転手やガテン系の仕事をされている女性も少なからずいます。
“男尊女卑”こそ、最大の偏見・差別なのだと思います。


性同一性障害について考えてみれば、やっぱり「男だから」「女だから」が強く関係していることが見えます。
それは、親や周辺の人々だけでなく、当事者自体にまでです。

当事者でさえ、「男だから」「女だから」ということを意識して、周囲に相談することができない。自分はオカシイのだから「差別されるに違いない」と考えているよう感じました。

そして、スカートをはきたくないから登校拒否。
学校でのいぢめがあるというのも確かなのでしょう。そのいぢめの理由がこの問題であるとしたなら、当事者さえ自分はオカシイという意識を持っているのですから素直に言い出し相談するわけがないでしょう。
登校拒否が続けば、きっと親もうるさく「学校へ行け」と言い、その中には周辺への世間体という自分の評価を気にする部分も含まれているのでしょう。


もう1つの偏見・差別もあります。
『4 自分を責め、悩む親』の記事の中にあった記載「周りには不快に思う人もいる。親は何を考えているんだ」
なぜ、周りが不快に思うのでしょう?

『男が女の格好をしてるから/女が男の格好をしているから』なのでしょうか?
かなり以前ですが、タモリさんが司会をしていたテレビ番組の中で“彼氏が女装する”というコーナーがありました。そのコーナーに登場した一般の人の見事な女装ぶりに驚いた記憶があります。
声を出さなければ“男だと判らない”レベルの女装ぶり。不快には思いませんでした。

女が男装というのは、宝塚でしょうか?
皆さん綺麗な男をしてます。正直、不快には思いません。
仕事でやっているという見ている方の割りきりがあるからという部分は否定できないところではありますけど…

とすると、見た目が違和感がなければ不快に思わないのかもしれません。

正直、私が街で「男が女の格好をしている」と思えてしまう人に出会った時に『えっ!?』と一瞬驚いたことは何度かあります。
しかし、その人が本当に「男が女の格好をしている」だったかは不確か。もしかしたら、「女だけど女に見えない人」だったのかもしれません。
これが全てではないと思いますが、私のこの感覚と同様のことを皆さんが思っているならば、不快に思う原因は「見た目の綺麗さ」かもしれません。

二次成長期を迎える前の子供達は、中性的な部分があります。まして、性同一性障害の子供は『女の子っぽい男の子/男の子っぽい女の子』なのでしょうから、服装や髪型などそれらしくしたなら男にも女にも見えるのではないでしょうか?
そして、『男の体へ/女の体へ』大きく変化する二次成長期前に医療的なケアをしてあげられたなら、生涯を通してそれぞれの性別として違和感を持たれず生活することが可能かもしれません。

その性同一性障害の子供にとって良いと思える実行を潰しているのが、偏見・差別なのかもしれません。
「男の子だった近所の子供が女の格好をしてる」「女の子だった近所の子供が男の格好をしてる」という部分を突く行為。

この部分はとても深刻です。
遺伝子の異常などにより、外見と本来の性別が一致しない『性分化障害』というカラダの病気があります。
本人すら外見の性別と思っていて親にもその性別として育てられ、二次成長期に遺伝子が持っている本来の性別として本人の意思とは関係なく成長が始まってしまうということがあるのだといいます。
そんなケースの中には、女の体へ成長していく子供の体を形成手術で男にしたという事例もあるのだそうで…
この事例では2つの罪が含まれていると思います。
1つは、『男だから/女だから』の差別。もう1つは『子供の虐待』です。


結局、偏見・差別の中で罪深いことをしているということなのでしょう。
私もその1人であることは隠しようもないことでしょう。

心の問題の『性同一性障害』、体の問題の『性分化障害』を含め、偏見・差別は社会に溢れています。
こういう差別をなくし、少数派の人も自殺を考えない社会にできたらいいと思いました。
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posted by てんちょー at 11:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | モブログ
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